kenkobit’s diary

最強のコンディションを作る方法です。

よく噛むことの神通力。

腸内環境を整える方法は食べるものを選ぶこと以外にはないのでしょうか。

 

調べてみると結構あるんです。どれもシンプルなことで昔から言われていることで肩透かしを食らうかもしれませんが、科学的に証明されてきているので理解を深めるととても奥深い世界なのです。

 

まず一つ目はよく噛むということです。

 

中年に差し掛かると、そんなに太って見えないのに下腹お腹がポッコリ出てくる人がいます。そう言う私がまさにそういう体型だったのですが、このような人は東洋医学では胃腸が弱い人と判断されます。

というのも、これは早食い大食いが原因で、よく噛まずに胃の中に食べ物がどんどん入っていくと、胃がどんどん下に下がってしまいます。すると腸も圧迫され下腹のところがポコンと前に出てしまうのです。こうなると胃も腸も機能が低下してしまうのです。若い頃は体幹の筋肉がついていてすっきり収まっていたものも、年とともに筋肉が衰え、押されるがままに前に出てくるようになるのです。

 

よく噛むことでこの状態を改善することができます。口は第一の消化器官と言われているように、よくすりつぶし唾液と混ざりあうことで胃や腸の負担を和らげることができます。ある程度の小ささまで分解しないと胃から腸へ食べ物は送られませんが、最初から小さくかみ砕いてしまえば胃に食べ物が滞在する時間も減ります。食べるスピードも落とさざるを得ないので、結果として重さで胃が下に下がることを防ぐことができます。

 

また、よく噛むことで食べるスピードが落ちれば、自然と食べる量も減ります。食事をすると血糖値が上がり満腹中枢を刺激して満腹感を得ますが、そのためにはある程度の時間を必要とします。血糖値が上がる前に食べ物をかきこんでしまうと、必要以上の量を摂取することになってしまうのです。

 

よく噛むことのメリットはほかにもあります。腸の中は食べ物が非常に腐敗しやすい環境にあります。未消化の食べ物が腸の中にあると腐敗し腸内環境を悪化させ、血を汚すことにもつながります。

よく噛めば、食べ物を細かくし唾液とよく混ざり合います。唾液はでんぷん質を分解してくれるので、のちの消化の負担を大きく和らげ未消化の食べ物がいつまでも腸に残って腸内環境を悪化させてしまうことを防いでくれます。

また、唾液は抗酸化物質が含まれているため、食べ物の中の活性酸素を消す作用もあります。発ガン性物質を分解する作用のある酵素(ペルオキシダーゼ)も含んでいるそうです。ただどちらも30秒は必要とされるため、よく噛みすぐ飲み込まないことがここでも重要になります。

さらには、よく噛むことで食べ物内のフィトケミカルやビタミンなどを含んだ細胞の壁を破壊し外に出し、体内で取り込みやすい状態にするという効果もあります。

 

つまり、よく噛めば、少ない量の食事で満足感を得られ、胃腸の消化の負担を和らげ腸内での食べ物の腐敗を防ぎ、結果腸内環境を整え、食べ物の中の毒素を消し、より多くの必須栄養素を取り込むことができるということです。

 

これってすごくないですか。これほどローリスク・ハイリターンな健康法はないと思います。

 

これはおまけの知識ですが、よく噛むことは海馬や前頭前野が活性化され記憶力を高めることもできるそうです。また唾液には神経成長因子が含まれており脳機能の回復に役立つ作用があるらしいです。

 

噛むことの力と唾液の力はホントに素晴らしい。

 

個人的には口は最強の消化器官、唾液は最強のサプリメントだと思ってます。

 

 

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唾液を出すには、よく噛むこと、リラックスして食事を楽しむこと、感謝の気持ちで命をいただくことが大切です。ただ、普段の食事の延長でよく噛むこと意識してもなかなかうまくいかないと思います。

食事をすることを、ジムで筋トレするようなイメージで、たっぷりの時間をとり、食べることよりよく噛むこと、長く噛むことに意識を向けるような意識改革が必要だと思います。それが当たり前になれば、また自然と食事を楽しめるようになると思います。

 

次回も腸内環境を整えるシンプルな方法。まだまだあります。

 

 

 

 

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